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組織全体でフォロー・解決していこうという社風

私は経理部門に所属し、会計業務を担当しています。お金に直接かかわる仕事は、たとえ1円だとしても間違えるわけにはいきません。各担当者とは常にコミュニケーションをとり、ちょっとした変化にも、対応できるよう心がけていました。しかし、それでもミスをしてしまったことがあります。その時はかなり落ち込みましたが、「部門全体の問題だから、みんなで前向きに、今後の対策を考えよう」と、上司は私を責めることなく励ましてくださったのです。
この経験に限らず当社では、仕事上のミスや改善点について、他人事とは捉えずに組織全体でフォロー・解決していこうという社風があります。実際にミスをしたからこそ、その素晴らしさを実感し、仕事へのモチベーションを高めることにもつながりました。

育児をしながら安心して働き続けられる環境

育児休業を取得するにあたっては、周囲に取得していた方が多数いらっしゃり、職場からの理解と協力を得やすい環境だったので、大きな不安はありませんでした。それでも職場への負担を極力少なくできるように、業務マニュアルの見直し・改善を徹底。上司と相談しながら、引き継ぎなどをスムーズに行いました。妊娠中は、上司や同僚から「風邪ひかないようにね」などの体調を気づかう一言がとてもありがたかったです。また、休業期間中にも、こまめに職場の出来事や復職のスケジュールなどを相談できましたので、安心して復職できました。
復職後は、短時間勤務制度を利用して働いています。時間の制約がある中で仕事の質を高めるために、以前にも増して合理化・効率化を意識するようになりました。この仕事の目的は…、この作業は削減できるな…、と日々の段取りを考え、先回りして仕事を進めることを大事にしていますね。制度は、子供が小学校3年生の年度終了時まで利用可能なので、仕事と家庭の状況に照らし合わせて、自分に合った働き方を選択できます。

忙しくもやりがいのある、仕事と育児の両立

当社は育児をしながら働いている女性社員の声にもきちんと耳を傾け、チャレンジを後押ししてくれます。社内での女性社員向け研修に参加したときは、普段の業務で直接関わらない方と交流することで刺激を受け、ライフキャリアを深く考えることができました。
育児は思い通りにならず大変なことばかりですが、仕事という居場所があるからこそ、忙しい毎日にメリハリが生まれ、どちらもバランスよく両立できています。これからも新しいことに挑戦しながら多くのことを経験して学び、自分の力を高めていく。それと同時に、自分の出産や育児で得た経験、上司や先輩方から教えていただいた知識や考え方などを、未来の後輩たちに伝えていきたいですね。