自分で考えて行動することが成長のポイント
後輩：先輩が入社された頃の営業部門は、どんな様子でしたか？
先輩：新入社員研修のあとに１か月間の工場実習があり、まずは三益半導体がどんなことをしているのかを学ぶ期間があったよ。配属後は、先輩の背中を見て営業の仕事を覚えていった記憶があるなぁ。
後輩：営業の仕事は、先輩方からＯＪＴ（オン・ザ・ジョブトレーニング）で、しっかり教えてもらえるわけですから、その点は安心ですよね。文系出身の私が、産業用精密機器の営業ができるのか…と入社前にあった不安は、おかげですっかり解消できました。
先輩：もちろんしっかり指導するけど、言われたままに動くのではなく、「どうしてそのような指示が出たのか」を考えながら取り組むことが大切だね。
スピード感を持って取り組むことが、お客様からの信頼に
後輩：先輩が営業に取り組むうえで、大切にしていることは何ですか？
先輩：営業という仕事では、競合する他社がいるよね。そのような中で、お客様の期待に十二分に応え、商機を勝ち取れるように、スピード感をもって取り組むことを心がけているよ。「お客様に自分のファンになってもらう」には、外せないポイントだと思うな。
後輩：おっしゃるとおりですね。ちなみに私は、お客様の発した「キーワード」を聞き逃さないよう心がけています。キーワード＝お客様の最も重視しているポイントが分かれば、求められている以上のご提案もできるかな…と。
ただ、スピード感という面では、私はまだまだですね。それに、技術的な説明についてメーカーさんに頼る部分が多いので、自分一人でもしっかり製品のＰＲができるよう、製商品の知識を深めたいと思っています。
先輩：そういった向上心があれば、成長も早いんじゃないかな。そうなれば、お客様からも信頼してもらえる営業マンになっていくよ。
何でも気軽に相談できる社内コミュニケーション
先輩：ところで、職場の環境は、どんな風に感じているの？
後輩：先輩・後輩の枠を越えて、とてもコミュニケーションのとりやすい職場だと感じています。仕事における「報・連・相」はもちろんのこと、プライベートもいろいろなことを相談できるので、先輩方にはとても感謝しています。
先輩：そう言ってもらえると嬉しいね。営業部門全体のレベルアップを図っていくためには、ボトムアップ…すなわち、若手の成長が必要不可欠だよ。何でも気軽に相談できる関係は今後も続けていきたいな。
後輩：そうですね。こうした環境の中で、失敗を恐れずいろいろなことにチャレンジして、営業部門の活気を高める原動力になりたいと思っています。