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環境活動

基本的な考え方

豊かな社会を作るため、環境の保全と調和に努めています。

 当社は、事業活動のあらゆる側面において地球環境に配慮した継続的な改善を図ることを、環境への取り組みの基本的な考え方としています。環境管理を推進するためマネジメントシステムを整備し、温室効果ガス(CO2)排出量削減をはじめ、環境への負荷を低減する取り組みを続けています。
 当社は、次に掲げる事項を中心に、限りある資源の有効活用についてこれからも総力をあげて取り組んでいきます。

●持続可能な社会の実現に向け、地球温暖化の防止や生物多様性の保全、環境保護に努めます。

●高効率な設備の導入やエネルギー転換を図るなど、環境を重視する企業活動を推進します。

●化学物質の管理、省エネルギー、省資源及び廃棄物の削減、ならびに大気・水質等に関する環境汚染の防止に努めます。

●地球環境に配慮した製商品の生産・販売に努めます。

当社の安全・環境スローガン

「知識の伝承 意識の改革 未来へつなごう安全・環境」
「未来に渡そう住みよい環境」

主な取り組み

●温室効果ガス(CO2)排出量の削減(詳しくはこちらをご覧ください)

⇒再生ウエハーの生産・販売によるCO2排出量の削減(詳しくはこちらをご覧ください)
(再生ウエハーにつきましてはこちらをご覧ください)

⇒エネルギー使用量の削減によるCO2排出量の削減

など

●廃棄物の削減(廃棄物の削減は、CO2排出量の削減にも寄与しています。)

⇒ゼロエミッション

※生産活動から出る廃棄物のうち最終処分 ( 埋め立て処分 ) する量をゼロにすること

など

●環境汚染の予防

⇒排水の水質管理(詳しくはこちらをご覧ください)

●その他の取り組み

⇒グリーン調達(RoHS指令・REACH規制対応の材料購入)

取り組みの成果(各グラフの集計期間は表示年の4月1日から翌年3月31日まで)

●温室効果ガス(CO2)排出量等の推移は下記のグラフをご覧ください。

温室効果ガス(CO2)排出量(原単位)の推移
気候変動に具体的な対策を

CO2排出量及び削減量の推移

CO2排出量及び削減量の推移
気候変動に具体的な対策を

下記のグラフは、当社のCO2排出量と、再生ウエハーの生産・販売によるCO2削減量及び環境活動(下記①~④)によるCO2削減量の合計を年度ごとに比較したものです。再生ウエハーのCO2削減効果は非常に大きく、当社のCO2排出量を上回るCO2削減効果が得られています。

CO2排出量及び削減量の推移

●主な取り組みによるCO2削減量の推移、環境測定結果については下記をご覧ください。

廃棄物の削減・モーダルシフトによるCO2削減量の合計
(下記①~④の活動によるCO2削減量の合計)
気候変動に具体的な対策を

廃棄物の削減・モーダルシフトによるCO2削減量の合計

①汚泥のリサイクル
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を

汚泥のリサイクル
工場から排出される汚泥を建設・道路工事等への利用が可能な改良土としてリサイクルすることで、汚泥を産業廃棄物として高温処理する際に排出されるCO2を削減することができます。

②廃アルカリ溶液のリユース
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を

廃アルカリ溶液のリユース
工場から排出される廃アルカリ溶液を、産業廃棄物処理業者において中和剤としてリユースすることで新品中和剤の使用量を削減し、新品中和剤を製造する際に排出されるCO2の削減に貢献しています。

③プラスチックのリサイクル
つくる責任つかう責任 気候変動に具体的な対策を

プラスチックのリサイクル
ビニール袋や梱包材などの廃プラスチックをリサイクルすることにより、産業廃棄物として焼却処分する際に排出されるCO2を削減することができます。

④モーダルシフトの活用
気候変動に具体的な対策を

モーダルシフトの活用
モーダルシフトとは、航空機やトラック等による貨物輸送を環境負荷の小さい船舶や鉄道の利用へと転換することです。当社では再生ウエハーの輸送方法を航空機・トラックから船便・貨物列車へ転換することで、CO2の削減に貢献しています。

工場排水の水質測定状況
安全な水とトイレを世界中に

測定項目 単位 県条例基準 公害防止協定
基準
当社測定結果
最大 最小 平均
pH 5.8〜8.6 5.8〜8.6 7.4 6.9 7.2
最終BOD mg/ℓ 25以下 10以下 1未満 1未満 1未満
COD(Mn) mg/ℓ 25以下 3.0 2.0 2.2
SS mg/ℓ 50以下 10以下 2未満 2未満 2未満
n-ヘキサン mg/ℓ 5以下 3以下 1未満 1未満 1未満
フッ素 mg/ℓ 8以下 8以下 0.5 0.5未満 0.5
全窒素 mg/ℓ 120以下 34 16 23.3
全燐 mg/ℓ 16以下 0.1未満 0.1未満 0.1未満
アンモニア,
亜硝酸
mg/ℓ 100以下 9.3
ホウ酸 mg/ℓ 10以下 0.03

※第54期(2022年6月〜2023年5月)の期間における測定結果

水質規制項目について定期的に測定を行い、環境基本条例や公害防止協定などで定められた基準値を満たすよう水質の管理を行っています。当社の測定結果は基準値を大幅に下回る値となっています。

※県条例は、群馬県環境基本条例による

※公害防止協定は、高崎市公害防止協定による

環境データ

エネルギー使用量・CO2排出量・廃棄物・水資源など、環境に関するデータについて過去5年分をまとめています。当社環境データ(PDF)はこちらをご覧ください。